シニア向け女性誌No1を誇る「ハルメク」へオフィス訪問

50代以上の女性を対象に、健康で快適な暮らしを提案・応援する雑誌、「ハルメク」は、高齢化の波を受けて成長著しく、競合ひしめくシニア女性向け通販において、発行部数No1（※）を誇ります。今回はそんなハルメクにオフィス訪問、お話を伺ってきました。

※日本雑誌協会調べ（2016年1月～2016年3月）

まずは「ハルメク」について教えてください。

当社は1996年、「いきいき」という名前でシニア女性向け雑誌を創刊しました。当時はまだシニアマーケット自体、注目度が低かったのですが、現在ではご存知のとおり今後も伸びていくマーケットとして注目を集めています。そこで、創刊20周年を迎える今年、「いつまでも新鮮に前向きな気持ちを持ちながら生きていく女性を応援したい」という思いを込めて「ハルメク」に雑誌名と企業名を変更し、新たなスタートを切りました。
現在は雑誌通販をはじめ、ECや実店舗を展開し、自社商品の開発・製造を行っています。

自社商品へのこだわりをお聞かせください。

細かいところではアイテムごとにいろいろありますが、共通して言えるのは、“口コミや店舗を通じて届くお客さまのニーズを汲み取って商品開発に活かし、改良を重ねて満足いただけるものを作っていく”ことです。たとえばシニア層の女性は若年層と比べて健康へのこだわりが強いので、機能性インナーを重点的に開発したりしています。

基本的にアイテムカテゴリーごとにMDが一人担当し、商品開発から販売促進までを一気通貫でコントロールしていく体制を取っているので、デザイナーから編集まで、あらゆるスタッフと連携し、大きな裁量を持ってものづくりを行えるのが魅力です。

社内の雰囲気はいかがですか？

半分以上が30～40代の女性で、育休・産休制度を活用し、復帰して活躍している人が多く、何かあっても自然と助け合える空気ができあがっています。また裁量労働制なので、たとえば夜に予定があるときは早めに仕事を始めて定時前に切り上げる、ということもできますし、残業も推進していませんので、19～20時には多くの社員が帰っています。
みんなサバサバしていて真面目に一生懸命、気持ちよく仕事ができるので、すごく居心地が良いですよ。

ハルメクへ興味を持った方へのメッセージをお願いします。

大企業ではないので、一人ひとりの裁量が大きく、責任も伴います。その分、本当に自由度が高いので、自分の手で仕事を動かしていきたいという方にとってはピッタリの環境だと思います。
家庭や私生活を大切にしながらこだわりを持って仕事がしたいという方にぜひ興味を持っていただけると嬉しいです。