株式会社エニグモ レディースMD 瀧澤萌佳さんインタビュー（Fashion People＋ Women vol.07）

ファッション業界で活躍する様々な女性に焦点を当てた連載企画“Fashion People＋Women”。第7回目は20代若手女子にフォーカス。入社3年で自ら次のキャリアを選択したという瀧澤さんに、今のキャリアを選択するまでの経緯と仕事観についてお話を伺いました。

まず、瀧澤さんが今のお仕事に就くまでの経緯を教えてください。

学生時代にレストランでアルバイトしていたので接客が好きで、特にお客さまの行動心理を分析することに興味があったので、新卒で大手ラグジュアリーブランドのグループに入社し、販売スタッフとVMDに携わりました。色々経験できて楽しかったんですが、大きな組織ゆえルールも多く、思ったことを実現できないジレンマを感じるようになり、もっと個人のアイデアが活かせる環境を探し始めました。

安定した環境の中で自らやりたいことにチャレンジするって、すごい決断力ですよね。飛び出すことに不安や迷いはなかったのでしょうか？

恵まれた環境ではあったのですが、それよりも「今しかできない！やらないと絶対後悔する！」という思いが強かったので、迷いはありませんでした。
転職活動の中で今の会社であるエニグモと出会ったのですが、BUYMAは利用したことがあったのでもともと知っていました。自分の興味のあることでもある「海外のブランドを扱っていること」、そして1社目で叶えられなかった「未経験でも任せてもらえる」という両方を兼ね備えた会社はほかになかったので、すぐに決めました。

現在の仕事の中での楽しみややりがい、また今後挑戦したいのはどんなことでしょうか？

学生時代から海外のコスメやファッションが大好きだったので、毎日知らないブランドにたくさん出会えることがとても楽しいです！日本未上陸ブランドがたくさんあって、まだ知られていないブランドの魅力を広めていきたいです。海外のYoutuberが使っている未上陸コスメが日本でもすぐに買えるって、すごく便利でいいなって！
また、働き方の面ではいろんな業務を任せてもらえるところにやりがいを感じています。いまの会社に入社してすごく視野が広がって、今では未経験だったITの知識も増え、苦手意識もなくなってきました。

とても前向きでいらっしゃるんですね。その原動力となっているのはどんなことなのでしょうか。

私の場合はBUYMAのサービスが大好き、ということに尽きると思います（笑）。仕事をしている最中も目に触れるものが好きなものばかりなので、いつまでもやっていられるような感覚です。
もともと接客が好きだったので、ずっと椅子に座って画面を見る作業ってはじめは抵抗あったのですが、仕事が大変でも、色んな商品を次々と目にする自然と楽しい気持ちでいられます。どんな仕事もそうですが、自分がやっている仕事を好きになること、働いている社員がそのサービスや商品を愛していることってとても大切なことだと思うんです。

とても楽しそうですね！最後に、ともにファッション業界で働く女性にメッセージをいただけますか？

私は自分の経験から、夢中になれるものに出会ってそれを仕事にすることってとても大事なことだなと思いました。忙しさよりも情熱が勝るというか、私の場合BUYMAが好きな気持ちから「もっとあれをやりたい、これを試したい！」というアイデアがどんどん湧き出てくるんです。
だからやっぱり待遇や今のポジションに縛られてやりたいことに挑戦しないのってすごくもったいないです！私にだってできたので、もしやりたいことがあるのに迷っている人がいたら、後悔しないようにチャレンジしましょう、と声をかけたいですね。

瀧澤さん、ありがとうございました。お休みの日はプライベートでセレクトショップを回ったり、BUYMAを見ている時間も多いとか（笑）。インタビュー中もずっと笑顔で前向きな姿が印象的でした！好きな気持ちが功を奏して、入社後1年半ほどで早くも社内MVP賞を受賞されるなど大活躍していらっしゃるそうです。
Fashion People＋Womenでは、ファッション業界で働く女性たちのキャリアや働き方の参考になればという思いで、今後も様々な年齢・バッググラウンド・境遇の女性たちをクローズアップしていきます。次回もぜひお楽しみに。