Fashion★シゴトNEWS
2017.03.16
2017年2月の業界全体の動きと2017年ここまでの人気求人傾向(CREDENCE JOURNAL vol.47)
“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。
今回は2017年2月の業界全体の動きと、2017年ここまでの人気求人の傾向をお届けいたします。
2017年2月の動き
求職者(弊社転職支援サービスへの登録者)の動きが最も活発になる1月を経て、2月は全体的に落ち着いています。
求職者は前月比86%、特に母数の多い店長・販売職と営業職での減少が目立ちましたが、企画系の職種は増加傾向にあり、前月比でデザイナーが112%、MDが133%でした。
一方の新規求人(弊社へお寄せいただいた求人)もほぼ同様の傾向となっており、全体では前月比85%と減少しています。ただしデザイナーおよびパタンナーが横ばい、MDが129%と、やはり企画系の職種が特別な動きを見せていました。
3月も例年通りであれば、ほぼ2月と同様の傾向になるものと思われます。
求職者は春ごろ、求人は夏前まで大きな動きは出ないでしょう。
求人お問い合わせ数から見る1~2月の人気求人
常時500件以上の求人を掲載し、これからもますます拡大するクリーデンスのウェブサイト。
今回のクリーデンスジャーナルでは、求職者の動きが最も活発になるこの時期に、多くのお問い合わせをいただいている“人気求人”についてレポートします。
お問い合わせ上位の求人はこちら!
【1位】[ファッションメディア]企画・運営
【2位】[インテリア]商品企画
【3位】[セレクトブランド]デザイナー/[バッグブランド]営業事務
【5位】[ファッション系専門学校]学生向けアドバイザー/[セレクトブランド]ディストリビューター/[外資ラグジュアリーブランド]販売
人気求人の職種・業種はさまざま
2015年ごろまでは“人気求人=ラグジュアリーブランドの販売職”という不動の傾向がありましたが、最近は変わりつつあります。
今年は人気セレクトブランドが上位に名前を連ねるほか、インテリアやバッグのブランド、専門学校のアドバイザーや事務系の職種などもあり、求職者の興味・関心を惹く仕事がますます多様になっている様子がうかがえました。
1位はショッピングサイトとの連動を図るウェブメディアの企画・運営職。これらEC・ウェブ系の求人は、アパレル・ファッション業界でもすっかり定着しています。
また、以前からの傾向にはなりますが、地方勤務やまれにしか発生しないニッチな職種などピンポイントとも言える求人へのお問い合わせは案外と多く、早期に終了してしまうこともあります。
- Webサイトに公開している
求人・企業情報はほんの一部です。
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