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2017.08.24

2017年7月の業界全体の動きと夏季休暇の取得状況(CREDENCE JOURNAL vol.52)

“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。
今回は2017年7月の業界全体の動きと、夏季休暇の取得状況についてお届けいたします。


2017年7月の動き

例年、個人の転職意欲・法人の採用意欲ともに落ち込む7月。
今年もその傾向が強く、求職者(弊社転職支援サービスへの登録者)数は前月比98%、新規求人(弊社へお寄せいただいた求人)数にいたっては前月比79%と大きく減少しました。
いずれもほぼ全ての職種で前月を割っており、8月も求職者・求人ともに横ばい~微減という状況です。

やはり中途採用でも、3~4月と9~10月をひとつの区切りととらえて動く方が多いようで、ふたたび求職者の動きが活発化するのは8月後半以降です。
動きだしで遅れをとらないよう、転職活動のスケジュールプランはお早めに立てておくことをおすすめします。


アパレル・ファッション業界の夏季休暇事情

東京では冷夏のお盆でしたが、また夏らしい毎日が戻ってきました。皆さま、夏休みは楽しく過ごされたでしょうか。
と言っても、とかくお休みの少ない印象があるアパレル・ファッション業界。
果たして実際のところはどうなのか、今回はアパレル・ファッション業界の「夏季休暇の実態」を調査いたしました。

夏季休暇の有無


クリーデンスでは2017年8月現在、およそ2,300件の求人をお預かりしています。そのうち毎週・毎月の休日や年間の有給休暇とは別に、「夏季休暇」を設けている求人は57%でした。昨年8月に同様の調査をした際には、この数値は55%でしたので、徐々にですが夏季休暇を設けている企業が増えていることが分かります。

年間休日との関連性は?

転職先を探す際、多くの求職者は夏季休暇の有無よりもまず、年間休日数をチェックするかと思われます。年間休日と夏季休暇に相関関係はあるのでしょうか。

こちらもグラフにまとめたところ、年間休日の多い求人ほど長めの夏季休暇を取れる割合が増えており、やはり大きな相関が見られました。特に夏季休暇を“9日以上”としている求人の多くは年間休日が120日以上で、メリハリをつけて働くための環境づくりに取り組んでいることがうかがえます。

休みやすさのための工夫をする企業も

夏季休暇を決められた日程ではなく、たとえば<6月から10月までに5日間取得>というように一人ひとりのスケジュールに合わせて取得できる仕組みにして、業務に支障が出ない工夫をしている企業も見られました。
このほか夏季休暇自体はないものの、有給休暇を活用して夏季休暇とする企業もあるなど、休みやすさ・働きやすさの向上に努める企業は確実に増えつつあります。

日々の業務にやりがいを感じ、全力で取り組むことが理想ではあると思いますが、それは十分な休息や余暇のための休日があってこそ。転職の目的や軸が別のところにあったとしても、どんな環境で働けるのかはやはり気になりますよね。
クリーデンスからご紹介する求人には必ず休日について記載していますが、もっと詳細が知りたいなどがあれば、お気軽に担当のキャリアアドバイザーまでご相談ください。

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