株式会社マッシュスタイルラボ 尾崎麻美さんインタビュー（Fashion People＋ Women vol.16）

ファッション業界で活躍する様々な女性に焦点を当てた連載企画“Fashion People+Women”。
第16回目は、業界でも注目を集める株式会社マッシュスタイルラボより、大人な女性に大人気のブランド「FRAY I.D」で営業部の課長代理として活躍する尾崎麻美さんにお話をお伺いしました。

まずは、尾崎さんがマッシュスタイルラボに入社するまでの経緯と、現在のお仕事内容について教えてください。

もともと洋服が好きだったのでアパレルで働きたくて、ずっとショップスタッフとして働いていました。当時、自分が好きだったブランドを何社か経験して、マッシュスタイルラボに入ったのは2010年のことです。
「snidel」のショップスタッフとして入社し、店長、マネージャーを経て、現在は課長代理としてスタッフのフォローや売上管理、スタッフの入店後のフォローを担当しています。2017年に「snidel」から「FRAY I.D」へ異動し今に至ります。

いくつものブランドを経験された尾崎さんが、マッシュスタイルラボを選んだのはなぜだったんでしょうか？

出身が大阪なのでもともとは大阪で働いていたのですが、当時働いていたブランドが無くなってしまって…。悩んだのですが知人に背中を押され上京を決意し、「snidel」で働くことを決めたんです。私はこれからもずっとアパレルで働いていきたかったので、もうブランドが無くなって辛い思いをするのは嫌だなと思って、アパレル業界の中でもっとも勢いがあると感じたマッシュスタイルラボに、最後の就職という思いで賭けました。

「snidel」はデビューするなりあっという間に人気ブランドに登りつめましたよね。マッシュスタイルラボに入社し、実際働いてみてどうでしょうか？

これまでで1番働きやすくて、日々私らしく頑張って仕事に向かえていると感じています。役員を含め、とにかくポジティブな人が多くて、上司との距離も近いので意見を出しやすい環境なんです。身近でどんどんキャリアアップしていく先輩方もいて、当時のマネージャーや課長など、「こんなふうになりたい」と思える人も多くいました。今は自分がその立場になったので、後輩を元気づけられる存在にならなくちゃ、と思っています。

そうはいっても大変なこともあると思いますが…、尾崎さんがポジティブでいられる原動力は何でしょうか？

毎日スタッフと話しているとヘコんだりしている暇がないというのが正直なところですね。落ち込むこともゼロじゃないですけど、上司やスタッフと話しているといつのまにか忘れてしまうんです（笑）。それくらい本当に素直で頑張り屋さんでポジティブなメンバーが周りに多いですね。あとは、いつも可愛い服に囲まれているのがこの仕事の魅力だと思っています。どのシーズンも展示会や検討会を見ると自然とテンションが上がって、可愛いなあ～とワクワクするのでやめられません（笑）。

尾崎さんの今後の目標を教えてください。最後に、ともにファッション業界で働く女性にメッセージもお願いします！

私のミッションは「FRAY I.D」を日本一のキャリアブランドにすること。そこに向かう中で、一緒に働くスタッフが結婚しても出産しても輝いて働き続けられる環境をつくりたいです。まずは、自分が身を持って表現することが大事ですよね。
そのためにも大切にしているのは、「とにかくポジティブに元気でいること」です。ストレスを溜めずに、何か嫌なことがあってもなるべく前に進めるよう、前向きに考え直す癖がつけば、きっと毎日楽しく過ごせるんじゃないかなと思います。明るい女性のパワーで、みんなで業界を盛り上げていきましょう！

尾崎さん、ありがとうございました。ブランドが無くなってしまうなど辛い経験もされた尾崎さんですが、現在は大好きなブランドで安心して働けている、と嬉しそうに話をしてくれました。とてもポジティブで明るい笑顔が印象的でした！
若いブランドが多いと思われがちなので意外かもしれませんが、マッシュグループでは30代・40代スタッフで出産を終えてパートで戻ってきてくれている社員も増えており、尾崎さんご自身もご結婚されていらっしゃいます。
Fashion People＋Womenでは、ファッション業界で働く女性たちのキャリアや働き方の参考になればという思いで、今後も様々な年齢・バッググラウンド・境遇の女性たちをクローズアップしていきます。次回もぜひお楽しみに。