2018年2月の業界全体の動きと人気求人から見る求職者の興味・関心（CREDENCE JOURNAL vol.59）

“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。
今回は2018年2月の業界全体の動きと、人気求人から見る求職者の興味・関心についてお届けいたします。

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2018年2月の動き

毎年1月に大きな盛り上がりを見せるアパレル・ファッション業界の転職市場。
2月は例年、そこから若干の落ち着きを見せる傾向があり、今年も同様の動きとなりました。

新規求人（弊社へお寄せいただいた求人）が前月比で120％と増加した一方、求職者（弊社転職支援サービスへの登録者）は全体で前月比98％と、大きな動きはなく、ほぼ横ばいの結果になりました。
ただし昨年対比では店長・販売職などを中心に大きく伸びています。

このまま例年通りの動きを取るのであれば、求職者・新規求人ともに3～5月は緩やかに増加を続ける見込みです。

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人気求人から見る求職者の興味・関心

クリーデンスでは、お預かりしている求人のうち、常時500件以上をウェブサイトに掲載しており、求職者の方は気になる求人について問い合わせることができます。
そこで転職活動の旬とも言える1～2月に、多くのお問い合わせをいただいた人気求人から、求職者の傾向を探りました。

多様化が続く中でも目立つEC・ウェブ系求人

お問い合わせ数上位の求人は下記のとおりです。

＜1位＞海外ブランドの代理店　プレス／EC運営
＜2位＞ライフスタイルブランド　雑貨企画
＜3位＞デザイナーズブランド　販売スタッフ
＜3位＞セレクトブランド　ECサイトの画像ディレクション
＜5位＞SPAブランド　生産MD

（集計期間：2018年1月1日～2月28日／すでに募集を終了した求人も含みます）

1位と3位にECサイトに携わる求人がランクインしていることから、これらの職種がひき続き注目を集めていることが分かります。 企業側でもEC人材を求める声は年々高まっており、クリーデンスでお預かりするEC関連求人は、昨年対比で4割増加しました。

求職者の側では、販売などの経験を活かして今後はECサイトに携わりたい、という未経験の方がまだ多いのが実情ですが、企業では今後、直営サイトのオープン、さらにはサイトの内製化など、より専門的な人材のニーズへと変化する可能性が多いに考えられます。現職でECサイトやWeb、SNSなどに関わる機会を増やし、少しでも経験を積んでおくことが転職成功のポイントとなるでしょう。