Fashion★シゴトNEWS
2019.08.07
転職活動に“準備”を:<アパレル・ファッション業界>転職成功者インタビュー 外資・ラグジュアリー編(関西エリア)
これまでに、アパレル・ファッション業界で働く多くの方の転職をサポートしているクリーデンス。
担当アドバイザーによるインタビューを通して、その道のりを振り返っていただきます。
今回お話を伺った坂井 守さん(仮名)は、大阪出身、現在28歳の男性。
大学卒業後、セキュリティ会社で営業として2年経験し、セレクトショップに転職。メンズスーツ担当、マネジメント、VMDなどの経験を積まれました。2018年に転職し、現在は外資ラグジュアリーウォッチブランドのスタッフとして活躍されています。坂井さんを担当したキャリアアドバイザーの高木が、お話を伺いました。
坂井さんはアパレル以外のお仕事からキャリアをスタートされたんですよね。
洋服や時計はもともと好きだったのですが、色々経験して可能性を広げたかったのと、一定の収入を得たいという気持ちもあって(笑)、新卒では異業界で営業の仕事を選びました。でも、いざ仕事を始めてみると全然楽しめなくて、好きじゃない仕事にやりがいを持つことがどうしてもできなかったんです。そこで、やっぱり好きな仕事がしたいとアパレル業界に転職しました。正直、年収は下がりましたが、これから経験を積んでいけば大丈夫かなと。
そこで一定の経験を積んで、クリーデンスにご登録いただきました。
本当は1回目の転職で時計ブランドに行きたかったのですが、知り合いから「業界未経験だからまず販売職を経験しからチャレンジしたら?」とアドバイスをもらって、セレクトショップで経験を積みました。そろそろというタイミングで、相談していた前職の先輩に「ラグジュアリーブランドを目指すならクリーデンスに相談してみるといいよ」と教えてもらって登録しました。
坂井さんは、ラグジュアリーブランドへの憧れだけでなくブランドの研究を深くされており、そこで働きたい、チャレンジしたい、という強い思いをお持ちの方だな、と感じました。
実はクリーデンス以外でも相談していたのですが、そこでは外資経験がないと無理、とあっさり言われてしまったんですよ。ショックでしたが、僕の経験では思った以上にチャンスは少ないんだいう現実も感じました。なので、転職を成功させるためにできることは徹底的に何でもやって、どういう結果でも後悔しないくらいやりきろう、という思いは強かったですね。
確かにラグジュアリーブランドが同業態での経験を求める傾向はあります。ただ、それはブランドの状況やニーズ、求める条件などによっても変わってきます。カウンセリングで坂井さんのお話を伺い、ぜひチャレンジしてみてただきたいと感じました。
前回の転職は知人紹介で、今回が初めての転職活動だったので分からないことも多く、一人で転職活動していたら、いろいろ不安だったと思います。
高木さんは、まず僕の考えを親身になって聞いて理解してくれて、その上でどういう転職活動をするか、という話をしてくださったので、安心して転職活動を進められました。職務経歴書も具体的なアドバイスをいただきましたし、何より、僕のキャリアと向き合ってくれたことが嬉しかったです。
書類選考では、経歴だけでなく、ご意向やお人柄含めて「会ってみたい」と企業に思っていただけるような推薦文を添えさせていただきました。坂井さんは現職でお忙しい中でも、休憩中などの時間を使ってスムーズにご準備いただけたので、私としても自信を持って企業にお薦めできました。とはいえ、ラグジュアリーブランドは人気なのでライバルが多く、書類通過されたときには私も嬉しかったです!
ありがとうございます。その後の面接準備でも、「この企業はこういう観点で求職者を見ていますよ」「こういうことを聞かれますよ」など、転職活動における企業の情報をたくさ教えてくださいました。それらを頭において、しっかり準備をした上で面接にのぞめたのはすごく大きかったです。
お一人ではなかなか知ることのできない情報をお伝えできるのは、クリーデンスの大きな強みなので、お役に立てて良かったです。そうした情報をふまえ、面接ではどういうことを意識されましたか?
僕は、転職活動は行きたいブランドに「自分」という商品を売り込む“営業活動”なんだと捉えました。なので、採用担当者の目線で見たときに、一緒に働きたいと思ってもらうには自分をどう見せれば良いか?ということを考えました。
とはいえ、スムーズに話せる自信はなかったので、こういう質問がきたらこう答えよう、と問答集を作って高木さんにチェックしてもらい、うまく話せるように練習しました。
あとは指先まで手入れしたり、身に付けるもののブランドのチョイスにも気を付けたり、身だしなみには特に気を遣いました。
店舗見学も行っていただきましたが、そこではどのようなことを感じましたか?
いちブランドファンとして何度もお店には行っていましたが、改めて「自分がここで働くなら」という意識で接客を受けてみると、ラグジュアリーブランドといっても硬すぎず、フレンドリーなんだなと感じました。その接客がとても心地よく、自分にも合っていると感じたので、面接でもブランドの世界観を壊さない範囲で硬くなりすぎないよう意識しました。私からアドバイス差し上げることがないくらい、転職活動に真摯に向き合い、ご希望のブランドに入社されました。憧れのブランドでのお仕事、いかがですか?
時計好きと言ってもしょせん好きレベルだったので、研修などを通じて覚えることが山ほどありました。最近はようやく慣れてきて、お客さまのニーズを汲み取る接客を心掛け、お買い上げいただけるようになってきました。
お店には、初めてのラグジュアリーウォッチ、誕生日の記念、婚約指輪の代わりなど、人生の大切なタイミングでご購入いただくお客さまがたくさんいらっしゃいます。また、ファッションとして時計が好きな方、単に時計のみが好きな方など、洋服と比べて嗜好性、目的の幅がとても広いことも入社して知りました。そうしたことを一つひとつ理解して、お客さまにとって大切な一本を探しに来てくださっているということを忘れず、お店での時間を楽しく過ごしていただけるよう、サービスクオリティを上げていきたいです。
また、国内セレクトショップからラグジュアリーブランドへ転職したことで、「どうやって転職したの?」と知人から相談を受けることが増えてきました。そういうときはクリーデンスというサービスがあるよ、と紹介させてもらっています。なので高木さん、ぜひ悩んでいる人、迷っている知人たちの相談に乗ってあげてください(笑)!
サービス精神旺盛で人が大好きだという坂井さん。楽しい脱線(笑)をしながら色んなお話をさせていただきました。素敵な時間をありがとうございました!
転職活動は「準備」次第でぐっと成功率が上がります。坂井さんは「少ないチャンスだから絶対に後悔しないように」と信念を持って、企業研究から面接準備、身だしなみのこだわりまで、入念に準備されたことが今回の転職につながったのだと思います。今度、お店にもお伺いさせていただきますね!
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