Fashion★シゴトNEWS
2019.12.26
転職活動に“気付き”を:<アパレル・ファッション業界>転職成功者インタビュー 外資・ラグジュアリー編(名古屋エリア)
これまでに、アパレル・ファッション業界で働く多くの方の転職をサポートしているクリーデンス。
担当アドバイザーによるインタビューを通して、その道のりを振り返っていただきます。
今回お話を伺った矢島 亜希子さん(仮名)は、名古屋出身、41歳の女性。
新卒でショッピングセンターのファッション専門店で勤務後、国内ジュエリーブランド、外資ジュエリーブランドなど5社を経て、現在は、外資ラグジュアリーブランドのスタッフとして活躍されています。
矢島さんを担当したキャリアアドバイザーの東が、お話を伺いました。
矢島さんはご転職経験があり、他の転職エージェントも利用したことがあるとのことでしたが、なぜ今回、クリーデンスを利用してくださったのですか?
以前お世話になったエージェントは転職後まったく繋がりがなくなってしまい、やや物足りなさも感じて、今回新しくお世話になるエージェントを探しました。その中でクリーデンスさんだけが、名古屋で直接お会いしませんか?と言ってくれました。実際にお会いしてみると、東さんがすごく親身にお話を聞いてくださって、すぐに求人もご紹介いただきました。直接話をしながら進められるのはやはり安心感があって、クリーデンスさんにお世話になろうと決めました。
名古屋に拠点を持たないエージェントは多いので、直接お会いできて良かったです。
直接お話できたことはもちろんですが、それ以上に、東さんと、面接対策のサポートをいただいた横田さんが、「なぜそこまで私のために情熱を注いでくださるんだろう?」と思うほど寄り添ってくださったことが、一番うれしかったです。この方々を信頼して相談したいと思いました。
ありがとうございます。矢島さんはもともと、ジュエリーでの転職をご希望でしたよね。
はい。使うほどに愛着がわき、世代を超えて受け継がれるジュエリーが好きで、ジュエリーを通じてもっと成長したいと思っていました。一方で、前職で触れたフランスの歴史や文化、職人技にとても魅力を感じていたので、商材を問わずフランスのブランドにチャレンジしてみたい、という気持ちも少しありました。
そうした思いの中、現職であるフランスのブランドにも応募したのですが、商材がまったく異なるため、ほぼジュエリー経験しかない私はおそらく難しいだろうな、と考えていました。
そこから企業研究をスタートされて。
正直、応募の時点では「世界的なラグジュアリーブランド」くらいの認識だったので、まずブランドのことを調べようとしたところ、横田さんから、「それよりも、お店に足を運んでたくさん接客を受けてください。そしてスタッフの方とたくさん話をしてください。」とアドバイスいただきました。
あまりピンと来ないままとりあえず足を運んでみたのですが、なかなか深い接客を受けられなくて…。なので名古屋だけではなく大阪の店舗にも足を運んで、東京での最終面接の前にも銀座店で接客を受けました。そこまで徹底してみて初めて、接客をたくさん受けることの意味が分かった気がしました。
どのように感じられたのですか?
たくさんの接客を受けてお話をさせていただいたことで、手が届かない高級ブランドだと思っていた第一印象から、人や自然に優しく、とてもあたかかいイメージに変わってきたんです。そのあたたかさは、私が仕事をする上で大切にしていることにとても近いと感じました。表面的に調べただけではそこまで理解を深めることはできなかったので、共通点を見つけた嬉しさとともに、横田さんはこれを私に伝えたかったんだな、と思いました。
一次面接ではただ緊張しかなかったのですが、次の面接では、店舗見学を通じて感じたことを自分の言葉で伝えることができて、「私らしく話ができた。もしかしたら受かるかもしれないし、受からなくても後悔はない」と思うことができました。
面接担当の方も、「見違えるようにリラックスして熱い思いを伝えてくださり、これが本来の矢島さんなのだなと感じました」と仰っていました。その姿から店頭に立つ矢島さんのイメージが沸いて、内定に繋がったのですね。
東さんから内定の連絡を受けたときは驚きました。正直、ジュエリーへの未練もありましたし、すぐには返事ができませんでした。東さんに長電話に付き合っていただき、「商材はチャレンジになるけれど、ブランドが持つ価値観の部分で、矢島さんと共通する部分はあるのではないか」という言葉をいただいて、チャレンジしてみようと決心することができました。
私としては、ご縁が生まれた企業なので、そこで輝いていただけると嬉しいですが、最も大切なのは矢島さんの気持ちです。なので過度なプッシュはせず、最終的なご決断をいただくための客観的な情報と意見をお伝えしたことを覚えています。そうしてご入社されて3ヶ月が経ちましたが、お仕事はいかがですか?
忙しく、大変な3ヶ月でした(笑)。
商品カテゴリーが多く、また規模も大きいため、想像以上に覚えることがたくさんあって、正直、なかなかうまくいかないことも多いです。ただ、環境が変われば新しいことを覚えなければならないし、最初に負荷が掛かるのは当然です。40歳を超えてから新しいチャレンジをさせてもらえること自体がとてもありがたいので、日々無我夢中で吸収しようとしています。
初めてお会いしたとき、ご自身を成長させるための転職だと仰っていましたよね。大変ながらも前向きな矢島さんを見て、成長が叶う環境でいらっしゃるのかな?と感じました。
入社できたということは、採用において、「一緒に働きたい」「うちでやっていける人だ」と思ってもらえたということですよね。不安なときにはそれを思い出して、できるはず!と思っています。 新しい知識やスキルを身に付けて成長することができれば、きっと私自身の今後の可能性もこれまで以上に広がります。数年後にどこまで成長できるか、そしてその時にどんな思いを持って働いているかを楽しみに、これからも頑張っていこうと思います。
すごくお忙しそうで、頑張りすぎて体を壊さないかが心配です。くれぐれもお気を付けくださいね。
お気遣いありがとうございます。体を壊すと仕事できなくなってしまうので、健康管理には十分気を付けていかないとですね。こうやってお話できて良かったです。ありがとうございました。
矢島さん、こちらこそお話できて嬉しかったです。ありがとうございました!
転職は、必ずしも思った通りに進むものではありません。活動過程において頭の中を整理することで本当に大事にしていることを再認識したり、企業研究によって知らなかった企業の魅力を発見したりし、その結果、思いもよらないキャリアの道が開けることもあるのです。
矢島さんは、何度もの店舗見学によって「お店から伝わるブランドの魅力」を肌で感じ、そこからご自身の価値観の共通点を見出し、まさに「思いもしなかった」キャリアを切り開きました。そのチャレンジを、私たちも全力で応援いたします。またお店にも行かせていただきますね!今後の活躍をお祈りしています。
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