スノーピークの新ブランド「YAMAI（ヤマイ）」天然素材にこだわり、自然を身に纏う“本当の豊かさ”を表現

総合アウトドア・アパレル企業の株式会社スノーピークが、2020年春夏シーズンよりアパレルに特化した新ブランド「YAMAI（ヤマイ）」をスタートさせる。クリエイティブディレクターは、同社のアパレル部門を立ち上げた山井梨沙代表取締役副社長 CDO。

YAMAIスタートのきっかけは、山井梨沙副社長が「本当の“豊かさ”とはなにか」を考えるようになったことだという。
文明社会における豪華絢爛なラグジュアリーとはまた違う、自然と人、人と人のつながりをダイレクトに感じられるようなものを身に纏いたい。それこそが、服と自然が大好きな山井副社長、ひいてはスノーピークにとっての“豊かさ”である。というのが、YAMAIに込められた思いである。

素材は野生で育った天然素材を使用し、インドの野蚕シルク、北米・南米のオーガニックコットン、アジア・ヨーロッパの麻やウール、アジア・南米のヤク、アジア・ヨーロッパ・南半球のカシミヤなど、すべて天然由来のものを、手織りや手刺繍、手編み、手染めなどの手法で、1着1着、職人の手によって生み出される。
天然染料による製品染めのため、色落ちを楽しめる商品ではあるが、同じ染料による染め直しサービスを有料で受けることも可能である。

アイテムはおもにレディス向けではあるが、体型や性別で限られない、ゆったりとした身巾で、日本的な直線裁ちのアイテムが多いのが特徴。着丈のみサイズグレーディングし165センチまでと175センチまでの2サイズがあるため、男性でも十分に楽しむことができる。

当たり前の“営み” “日常” の豊かさを感じるために。
服もすべて自然から生まれたものであることを再認識するために。

スノーピーク、そして山井梨沙副社長のチャレンジに注目が集まる。