2022年1月の業界全体の動き

“企業の採用動向”をお届けする「CREDENCE JOURNAL」。
2022年1月の業界全体の動きについてお届けいたします。

2022年1月の動き

求職者の転職意向が上がる1月。
今年も同様の傾向で、前月比で126％まで増加しています。デザイナー・生産管理といった川上職から、販売・営業・Web系などの川下職まで、多くの職種で新規登録が増えています。
登録増加ペースは、2月前半をピークに、徐々に落ち着いてくるものと思われます。

コロナ以降、「まずは情報収集から」と、本格的に転職活動をスタートさせるまでに一定期間を掛ける求職者が増えていますが、今の時期は、「きりの良い4月から新しい環境で働きたい」と意欲的な方が多い傾向にあります。
また企業側も、「期の切り替わる4月から入社して欲しい」というニーズが増えるため、結果的に同じようなスケジュール感で動く求職者が増えることになります。
応募を迷っている間に求人が終了したり、1～2日の差で先に面接した方に内定が出たりと、一瞬のタイミングが明暗を分けるケースが多くみられるため、書類や面接の準備、面接日程調整などのスピードを意識するようにしましょう。

一方の新規求人数は、前月比では90％とやや減少しています。
ただし、1月末ごろから新規求人が増加しており、2月前半もその傾向は継続しています。
前述のとおり、この時期は積極的に転職活動を行う方が増えますので、気になる求人に対してはいち早くアクションしていくことをおすすめいたします。