Fashion★シゴトNEWS
2022.05.18
転職活動に“ぶれない思い”を<アパレル・ファッション業界>転職成功者インタビュー メゾンブランド編(名古屋エリア)
これまでに、アパレル・ファッション業界で働く多くの方の転職をサポートしているクリーデンス。
担当アドバイザーによるインタビューを通して、その道のりを振り返っていただきます。
小島 晃子さん(仮名)は、愛知県出身、40歳の女性。
ちょうどコロナ禍の2020年春ごろから転職活動をスタートし、2021年の秋に内定。外資・ラグジュアリーブランドにこだわっていた活動前半から、「自分の目指す働き方が叶うなら」と選択肢を広げたことで、国内メゾンブランドの販売スタッフに転職を決めることができました。
小島さんを担当したキャリアアドバイザーの清水が、お話を伺いました。
私が小島さんの担当をさせていただいたのはここ1年ほどですが、クリーデンスとのお付き合いは長いですよね。
派遣社員から正社員を目指したい!というタイミングでインターネットでいろいろ調べ、クリーデンスさんにたどり着きました。そのときは別の形で転職したのですが、その次の転職はクリーデンスさんにお世話になりました。それが前職企業で、2017年でした。
前職は高感度セレクトショップにお勤めでしたね。
前職に転職した理由は、お客さまとじっくり向き合い長くお付き合いできる仕事がしたいと思ったからです。来店されたお客さまに対応していくスタイルも楽しかったのですが、私が目指したいのは顧客型だったんです。
入社後はオープニング店舗に入り、新規で顧客を作る経験をしました。とても大変でしたが、徐々に自身の顧客が付いたり、退職スタッフから引き継いだりして、思い描いていた接客を楽しめるようになってきました。約4年働いて、今まで携わったことのない商材や顧客の年齢層などに挑戦していきたいと思うようになり、再度クリーデンスさんにご相談しました。
2020年、ご相談直後、コロナ禍に入ってしまったタイミングでした。
そうですね。前回の転職時と比べて、応募できる求人が思っていた以上に少なくて驚きました。ほかのエージェントさんにも登録していましたが、そちらではもっと少なくて、クリーデンスさんが一番多かったかな。
2020年から1年半で、18件、ご応募いただきました。小島さんの場合、外資・ラグジュアリーブランドを志望されていたので、名古屋エリアでは比較的求人はあったほうですが、それでも当時は少なかったですし、企業の採用ハードルも非常に高かったです。
私の目指したいことを叶えるにはラグジュアリー企業だと思って、ある程度絞って活動していました。
ずっと頑張り続けたらいつか結果が出ると思ってやってきましたが、活動が長引き、改めて自分がしたいことを見つめ直した結果、外資・ラグジュアリーにこだわる必要はなく、広く目を向けてみようと思うようになってきました。
相談していた以前の職場の先輩には、「小島さんも年齢を重ねていくのだから、たとえば今の自分よりも上の年代のお客さまへの接客スキルを磨いて長く働ける企業などもいいんじゃない?」とアドバイスをいただきました。なるほどと思い、私の目指す接客を実現できる企業の可能性を知りたいと清水さんに相談したんです。
それを受けて、以前ご紹介して未応募だった企業を改めてご紹介させていただきました。そのうちの一つが、今回転職の決まった国内メゾンブランドでした。選考中はどのような心境でしたか?
外資企業でも選考が進んでいたので、どちらが良いだろう?と比較しながら進めていました。
今回決めた企業は、選考の中で店舗の現場の方々とお話しする機会が何度かあり、店舗やそこで働く社員のことを尊重してくれる会社だな、自分らしく働けるんじゃないかな、と気持ちが動きました。店舗見学だけでは見えなかった部分なので、何人もの方とお話しできてありがたかったです。
小島さんは現職がお忙しい中でも企業研究を欠かさず、応募した企業に対して真摯に向き合われたのが印象的でした。
応募した企業に対しては、結果はどうあれ、入社することを前提に向き合うよう心掛けました。
詳しく知らなかったブランドでも興味を持って歴史やコレクションなどを調べたり、店舗見学をして店舗や商品の雰囲気、接客スタイル、客層などを確認したり。転職のためのリサーチでしたが、今までのイメージと全然違ったり、接客の良さを感じたりして、販売職としてたくさん学ぶことができました。それは今でも役に立っています。
ただ、自分の気持ちにも波があったので、メンタル的に大変な時期はありました。清水さんにも何度も連絡してしまいましたね(笑)。
そんなことないですよ。本音を打ち明けてくださって嬉しかったです!
もう無理かもしれないとか弱音を吐いたりもしましたが、転職すると決めた以上、行動し続けないと後で絶対に後悔すると思って、あきらめないでやろうという気持ちはずっとありました。支えてくださってありがとうございました。
とんでもないです!面接準備の際、「そのときに何を考え、どう行動していた?」「その方が小島さんにまた接客してもらいたい!って言ってくださったのはなぜだと思う?」などと伺う中で、小島さんらしい回答がたくさん出てきて、自己PRの説得力が増していったのがとても印象的でした。そういう言語化を経て、少しずつ自信を持たれたのかな?とも感じていました。
自信というわけではありませんが、私が強みと言えることといえば、やっぱり一から顧客を作ることだったので、そこを真摯に伝えていこうという思いでした。どの面接もすごく緊張しましたが、始まってしまえばやるしかない!と思って臨みました。
現職企業に無事に転職されて4か月ほどですが、いかがですか?
前職ではサブ店長でしたが、今はまた新人スタッフとして業務を覚えるところから頑張っています。百貨店なので接客以外の業務が多く、それらにも慣れていかなければなりません。想像以上に顧客の多いブランドで、お客さまのほうがブランドの歴史や商品のことをよくご存じなので、新たな接客スタイルをしっかり身に付けていきたいですね。長い目で見ながら成長していきたいと思います。
最後に、転職を考えている方や、転職活動中の方にエールをお願いします!
転職活動中は、困ったとき、悩んだときは、信頼できる人に相談して話を聞いてもらったり、客観的なアドバイスをもらったりすることがおすすめです。自分だけでは分からないことも多いですし、何より、転職活動中の孤独な気持ちが和らいで、「がんばろう!」って思えます。私の場合は清水さんや先輩に相談させてもらえて本当に心強かったです。
あとは、転職するって決めたら絶対する!という強い意志を持ち、あきらめないことでしょうか。
人それぞれにやり方はあると思いますので、自分らしく転職活動できればと思います!
ありがとうございました!
小島さんの、ほかの人の意見やアドバイスを聞いて、「そういう視点があるんだな」と素直に吸収できるところが本当に素敵だなと思います。それができない方って、意外と多いんです。色んなことを吸収する素直さと、やりとげる意思の強さがあれま、きっと現職でも小島さんファンのお客さまがたくさん増えると思います。何かお困りのことがあればいつでもご相談いただき、ぜひ頑張ってくださいね!
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