スタッフブログ
2016.07.20
レザーグッズ接客の魅力
皆様こんにちは。
ついに先週からルミネ・伊勢丹もSALEが始まり、春夏のSALE商戦が最終局面を迎えました。アパレル業界の皆様、今季も残すところあと1ヶ月半です!
さて、今週のブログですが最近弊社でお預かりした求人の中に、ブライドルレザーを使用した老舗レザーグッズブランドの案件がございました。
ブライドルレザーとはイギリスのレザー製品を代表する伝統的な製法で、途方もない時間をかけて皮革に馴染ませた蝋が、経年変化によって何とも言えない光沢感を生み出すことが特徴です。
製法の発想としてはアメリカのクロムエクセルレザーとも近いのですが、この光沢と堅牢さが大きな違いで、色味がダークトーンであれば特に力強い印象を与えるレザーです。
代表的なブランドとしてはエッティンガーやホワイトハウスコックスが挙げられます。
求人をご紹介する際に、“これまでアパレルの接客をやってきたのですが、レザー製品を接客する魅力、働く魅力って何ですか?”と聞かれることも多いのですが
●アパレルと異なり、自身が年齢を重ねた際にお客様と年代の差が発生しにくい
●トレンドによってブランドイメージが大きく左右されない
●社販による経済的負担が無い
●接客そのものと、お客様のニーズが魅力的
こんなことを答えております。特に最後の内容ですが、レザーグッズは贈答品ニーズのお客様が多く、自身の要望だけでなく販売員とお客様が一緒になって第三者に似合うもの、好みをうんうん悩める接客が本当に楽しいのが特徴です。
且つ、製品の性質上10年選手として活躍するものも多く、先日お会いした方が雰囲気ある名刺入れをお使いだったので、何年くらい使っているのかと尋ねたところ“実はこれ、父が20年くらい使っていたものを最近譲り受けたんですよ”と素敵なエピソードが返ってきました。
レザーアイテムの魅力はそのエイジングだと思いますが、そこに付属してくる使い手のエピソードも本当に魅力だなあと改めて感じました。
第二の販売キャリアとして宝飾や時計を志す方も多いですが、その共通点は人から人へと受け継がれていくことにあるように思います。
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