スタッフブログ
2019.06.19
ギャルリーアライア訪問記
こんにちは。
今年のゴールデンウイークは、皆様いかがお過ごしになられましたか?
新天皇のご即位と改元で、大変な盛り上がりでしたね。
私はといいますと、この大型連休を活かしてロンドン~パリに旅行してきました。
旅行の一番の目的だったパリにあるギャラリーについて、今回は書きたいと思います。
みなさん、ファッションデザイナー、アズディン・アライアをご存知でしょうか。
パリに本店を構えるファッションブランド『ALAÏA』のデザイナーで、
ボディコンシャスなそのスタイルは、80~90年代に一世を風靡しました。
ご存知の方、ファンの方も多くいらっしゃるかと思います。
私もそのうちの一人であり憧れのブランドです。
※ブランドについてはこちらのサイトが分かりやすく教えてくれてます
そのアライアが店舗としてアトリエとして、そして自宅として愛した場所に、
彼の名を冠したギャラリーが建っています。
『ギャラリー・アズディン・アライア』、
ここを訪れることが、この旅行の大きな目的でした。
訪れた際、開催されていたのは、
『Azzedine Alaïa “Je suis Couturier”(アズディン・アライア「私はクチュリエ」)』。
という企画展でした。
なお「couturier(クチュリエ)」とは、高級婦人服店の男性デザイナーのことです。
ギャラリー内にはアライアの作品からアイコニックな35点、
彼が生前収集していたコレクションもたくさん並んでいました。
お洋服づくりに関して無知な私ですが、素晴らしい技術を駆使したモノづくりであることは一目瞭然です。
言葉にするのは難しいですが、うっとり、ため息が出るようでした。
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映像コーナーや、写真・雑誌の記事等で彼のバイオグラフィーも辿ることができ、
決して広くはないですが見ごたえ十分です。
ギャラリーの横にはミュージアムショップもあり、ファッション関係の書籍がずらり!
無料エリアなので、こちらを訪れるだけでも十分楽しいと思います。
さらに、ギャラリーの裏手には世界一の商品ラインナップの旗艦店があります。
フィッティングルームには過去のアーカイブが大量に!
雑誌やネットでしか見たことがないような作品たちに大興奮!目を見張りました。
全て試着できますよと、スタッフさんは勧めてくれましたが、お言葉だけ頂戴しました…
メンズは扱っていませんが、お洋服にご興味ある方なら男性も楽しめるのではないでしょうか!
こちら、おしゃれエリアとして有名なマレ地区にあります(表参道と奥渋が混ざった様な雰囲気?)。
ギャラリーの周りはおしゃれなお店が立ち並んでいて、街ゆく人々もおしゃれな方ばかり。
これからパリに行く予定のある方は、ぜひチェックしてみて下さい。
ギャラリー・アズディン・アライア
18, rue de la Verrerie 75004 Paris
11:00〜19:00(毎日)
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ちなみに、前々回のスタッフブログにも登場していた007。
実はアライアも衣装に携わっています。
『007 美しき獲物たち』1985年公開、シリーズ第14作です。
劇中のグレース・ジョーンズの衣装をメインに参加していたようです。
80年代テイスト爆発で、2019年に見るとバリバリでかっこいいです!
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長くなりましたが最後にコチラも簡単にご紹介。
ロンドンでは、ヴィクトリア&アルバート博物館で開催中の
『Christian Dior: Designer of Dreams』展へ行ってきました。
雑誌『GINZA』5月号でも大々的にレビューが掲載されていましたね。
ロンドンでは7月14日まで開催中ですが、前売り券は既に完売。
若干の当日券は用意されていますが、開館前に並んでも購入は難しいかもしれません…
ロンドンの後はアメリカにも巡回するそうです。
内容はというと、500点以上の過去のアーカイブが一堂に会し、こちらも見ごたえ十分!
この規模で見られるチャンスはそうそうないと思われます。
気になる方はぜひチェックしてみてください!
ファッションの楽しみ方はいろいろございますが、アート・芸術品として向き合うのもいいものです。
夏の旅行計画の参考にしていただければ幸いです。
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