Patagonia（パタゴニア日本支社）

パタゴニアに入社したきっかけを教えてください

前職までは異業界で営業をやっていたのですが、ヨットで関西を拠点にしていた時期があったことをきっかけに、一度仕事を辞めてヨットに集中する生活を送っていたんです。大会が終わったらまた転職活動しよう、と思っていたら、知人のヨットオーナーが「君のようなスポーツ中心の生活に合うと思うよ」とパタゴニア鎌倉店オープニングの話を紹介してくださって、それをきっかけに入社しました。

入社後は鎌倉店でストアスタッフとして働いていたのですが、産休・育休復帰後、育児との兼ね合いでそのタイミングではストアに戻ることができず、リペア部門の立ち上げを担当することになりました。はじめは縫製スタッフから「これどうやって修理すればいいですか？」と質問があっても何も分からない中、試行錯誤してリペアの仕組みを作り上げてきました。

働いていてどういうところにパタゴニアの魅力を感じますか？

まずは働くスタンスです。休みの日によく「明日からまた仕事だー行きたくないなー」っていう気持ちになることあると思うんですけど、パタゴニアにはそれがないんです。「あ、明日仕事だな、ヒマだから早く行っちゃおう」くらいに仕事が楽しい、職場が楽しいと思えるような空気がとても好きで、そういうことを作れる仲間がいるので、これからもそれを続けていきたいです。
あとは本当にスポーツが好きという思いに対する理解があることです。通常の企業では考えられないような働き方、たとえば20日休んで大会に出てその後は連日仕事に集中！ということもさせてもらえるので、本当に恵まれた環境で働けてありがたいですね。

リペアという観点から言えば、存在そのものがパタゴニアの魅力です。今でこそ多くの企業が環境活動に取り組んでいますが、私が入社した当時はそこまで注目されてはいませんでした。でもパタゴニアは世の中の流れとは無関係に企業のスタンスとしていち早く取り組んでいて。リペアってそういう企業の姿勢を体現するものだと思うんです。
アウトドア業界でもパタゴニアほどリペアが充実しているところって実はあまりないので、そのことを、リペア部門のスタッフはもちろんのこと、パタゴニアで働くすべてのスタッフが誇りに思えるように仕事をしていきたいと思っています。

パタゴニアで働きたい！という方にメッセージをお願いします

リペアの縫製スタッフは単に機械的に手を動かす技術力だけではなく、センスも問われる仕事です。縫ってあるところを解いて、圧着してあるものをはがして、修理して、元に戻す。つまりものづくりとは逆工程で、どういう順番でそのアイテムが作られたかをイメージした上で、その逆のことをしていくんです。そういう服の構造を考えたりすることが好きな人にはたまらなく楽しい仕事だと思います。

また、パタゴニアではリペアが完了した際、納品書と一緒にアンケートを付けていて、お客様からいただいたメッセージを修理したスタッフ本人にフィードバックしています。初めての方はもちろんのこと、中にはリペアの常連さんもいらっしゃったりもして、そういった方々から感謝の言葉をいただけるとそれだけで大きなやりがいですし、「パタゴニアの製品を長く使っていただける修理をしよう！」というモチベーションにもつながります。
みんなものづくりが好きで本当に仲が良く働きやすい環境なので、ぜひご応募お待ちしています。

ちなみに…パタゴニアではスポーツをしているスタッフが多いですが、リペアスタッフに限っては「スポーツよりも縫うのが好き」「手を動かすのが好き」という方の割合が多いです。アウトドアやスポーツはやらないけど…という方でも安心してチャレンジくださいね。