Fashion★シゴトNEWS
2017.09.14
満足度98%以上!“SNSでいいね!される写真の撮り方教えます”イベントレポート(Fasion People+LIVE vol.09)
ブランドや商品をプロモーションする上で今やなくてはならないツールとなっているSNS。
今回のイベントではVA(Visual Advisor)の木村麗さんを講師にお迎えし、より実践的な内容でワークショップを絡めながらお話いただきました。ここではその内容を少しだけですが、ご紹介いたします。
なお、前回のイベントと重複している内容は省略しています。
前回のイベントレポートを事前にチェックした上で今回のレポートをご覧いただくと、より理解が深まってオススメです!
フィルター機能よりも、撮影のクオリティを上げることを意識して!
前回の基本編を踏まえて今回はまず、Instagramに備わっているフィルターについてお話いただきました。
「既存のフィルターは使わないこと!どうしても素人っぽくなります。ただし、同じ加工を使い続けることでアカウント全体の統一感をはかることはアリです。また、チルトシフト(ぼかし)も使わないほうが良いですね。商品にちゃんとピントを当てて、余白をしっかり取れば十分キレイに見えますよ。」
と木村さん。フィルターや加工を使って簡単にオシャレな写真を投稿できるInstagramだからこそ、ブランドとして投稿する写真にはこだわりましょう、ということですね。
「Instagramの基本はスクエアです。長方形の写真もアップできますが、まずはスクエアの構図に慣れることがオススメです。長方形で撮影してトリミングするのではなく、撮影の時点でスクエアにしておきましょう。長方形の写真はダイナミックさが伝わるので、場合に応じて使い分けをすると良いですよ。」
撮影のポイント!構図編
さて、構図の話が少し出てきましたが、具体的にはどんな風に意識すればよいのでしょうか? ということで今回は、プロっぽく見える構図のポイントを一部ですがご紹介します。(基本編は前回のレポートをチェック!)
・写真を撮る際は頭の中で四分割をイメージ。四分割のうち、3つのボックスに商品がおさまるのがベストバランス!
・余白が多いほどラグジュアリーさやモードさが出せる。画面の上部に余白を多く取るのがオススメ
・アイテム数は3つ以内、トーンが揃っていれば5つ程度までOK
・複数アイテムの置き撮りは対角線のバランスを意識。一番大きなアイテムは全部写らないようにすると○
・背景の色は白/アイボリー/薄いグレーなどがオススメ。黒やネイビーなど濃い色は×
・ブラウスのような陰影の出る柔らかい記事がオススメ、網目の荒いニットや光沢のないレザーも○
これらのポイントを意識して実際に撮影してみると、驚くほど変化を感じることができるはず。
実際に四分割を意識した実習も行いました。
投稿する時間帯は意識すべき?!人気投稿になるためのポイント!
よく、ユーザーがもっとも活性化する“ゴールデンタイム”は21時前後と言われていますが、投稿時間も気にしたほうがよいのでしょうか?
「現時点でのInstagramでは、時間ではなく人気順に投稿が表示される仕様になっているため、『投稿時間』自体はさほど重要ではありません。気にすべきは、投稿してからの“7分間”。ここでいかに多くのユーザーにリーチできたかが、人気投稿になるかどうかのポイントなのです。よく、投稿してからテキストやハッシュタグを修正する人がいますが、これはNG!ハッシュタグは投稿時点ですべて埋め込んでおき、位置情報やブランドタグもマストで設定しておきましょう。」
どれだけステキな写真を撮ったとしても、リーチできなければ意味がありません。そこでハッシュタグやアカウントの設置がポイントとなるのですね。ハッシュタグは最大30個程度、アルファベットよりもカタカナのタグの方が識別しやすく、また検索もされやすいとのこと。ユーザーがどんなキーワードで検索するのかを考えながらハッシュタグを考えるのが良さそうですね。
こんなときはどうすればいい?!参加者からの質問に答えます!
ご参加いただいた方々からも多くの質問をいただきました。こちらも一部ですがご紹介します。
インテリア系のラグやクッションなどを撮影する際のコツは?
- ぼかしをうまく活用して
- 商品にピントを当て、背景をぼかして撮るのが有効です。
素材感をしっかり見せた方がオシャレに見えるので、しっかりピントを合わせて撮影してくださいね。
店舗の照明の関係で写真が黄色っぽくなってしまう…商品の色を変えずに直したい場合は?
- iPhoneの「写真」アプリで調整を
- iPhoneであれば、標準アプリの「写真」にある調整機能で十分!「色かぶり」などを使って色味の調整をしてみてください。
他のアプリであれば、一番のおすすめは“aviary”!何層に加工しても画質が落ちない無料アプリです!
コーディネート写真を撮る際はいつも同じ場所で撮ったほうがよい?
- 複数パターンの場所を活用
- コーディネートに合わせて場所を変えて撮影するのがオススメです。
毎回違う場所で撮影するのは大変なので、店舗近くなどであらかじめ複数パターンの撮影スポットを決めておくと良いですよ。
そもそもセンスがない・・どうしたらうまく取れる?
- とにかく楽しむこと!これが一番大事!
- スマホの撮影に関しては、センスは4の次!センスはまったく関係ありません。
今日の内容の中で、これおもしろそうだな!と感じたものを取り入れて、とにかくたくさん撮ってみましょう。
「もっとかわいく撮れないかな?」「『いいね!』が少し増えたな!」といった楽しみを見つけると、どんどんいい写真が撮れるようになります。
ぜひ、楽しみながら色んなことを実践してくださいね。
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