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会いたくなる職務経歴書の作り方・サンプル

• 短く簡潔にまとめる！A4サイズ2～3枚がめやす
• 箇条書きを交えてメリハリのある内容に
• 誤字、脱字、フォント、レイアウトまで丁寧にチェック

採用担当者は日々、多数の書類に目を通します。
アピールしたいことが多すぎるあまり長々と書くと、すべてに目を通してもらえない可能性もあります。
A4サイズ2枚、多くても3枚までを目安と考え、特に伝えたいことは箇条書きですっきりまとめる、最重要ポイントは経歴書の序盤に持ってくるなど、情報に強弱をつけると、全体がぐっと締まって伝わりやすくなります。

書き終わったら、最後に何度も読み直しておかしいところがないか確認を。
誤字・脱字はもちろんのこと、途中でフォントやサイズ、色が変わっていないか、表が崩れていないかなど見た目のレイアウトにも気を使い、できれば一度印刷してみて丁寧にチェックしましょう。

• 経歴はできるだけ時系列で
• 職務内容は特にアピールしたい箇所を重点的に
• 担当ブランドのターゲット・年商・販路などを“数値”を交えて明確に
• 職歴は短期間就業やアルバイト、
  派遣でも正しく記入を

職務経歴は古いものから順に書くのが一般的ですが、例えば途中でキャリアチェンジをした等、最新の経歴から書いた方が分かりやすい場合もあります。自身のキャリアに合わせて判断しましょう。
職務内容は担当しているブランド・アイテムのターゲット、年商、販路など、概要が分かるよう記載します。たとえば営業、販売職の方は、販売実績や顧客数、店舗規模など、企画職の方は、担当アイテム、担当型数、アイテム構成、生産規模、経験シーズン数など、実績を具体的な数値実績を交えると、誰が読んでも分かりやすい評価基準となります。

また、在籍期間の短い企業やアルバイト、異業種など「アピールにならない？」と思われるようなものも、経歴はすべて記載しましょう。書かないことで「何もしていない」と受け取られることや、最悪の場合、経歴詐称に発展してしまうケースもあります。どうしても気になる場合は、仕事の取り組み方や身に付いたこと、その経験を次の仕事でどう活かしたいかを簡単に添えて、ネガティブにならないように工夫すると良いでしょう。

• 自己都合による退職の場合は「一身上の都合により…」
• 有期契約における契約満了での退職の場合は「契約期間満了により…」
• リストラや倒産など会社都合による退職の場合は「会社都合により…」

退職理由はさまざまですが、ご自身の意思によって退職を決めた方は「一身上の都合により退職」としておくのが一般的です。

その他、有期契約や短期契約などで契約満了となり退職する場合は「契約期間満了により退職」、リストラや倒産など、ご自身の意思ではない会社都合による退職の場合は「会社都合により退職」と明確にしておきましょう。

ただし、「会社の経営状態が危なくて不安で退職したい」「給与が下がってしまい生活に困るので転職したい」と退職した場合や、早期退職優遇制度などを利用して退職した場合、また違反・違法行為や問題を起こしたことによる「懲戒解雇」の場合などは、自己都合退職とみなされます。

会社都合による退職とみなされるケース例

• 民事再生・破産などにより会社が倒産した
• 事業所が閉鎖・廃止し、継続的な就業ができなくなった
• 経営不振による人員削減のため解雇された
• 会社から退職の勧奨を受け、最終的に解雇された
• など

• 即戦力であることをアピール
• 実務で使えるツールはできるだけすべて記載

中途採用の多くは即戦力を期待した採用です。経験・スキルだけでなく、マーケット理解、技術、業界知識や仕事に対する取り組み方、自身の将来像など、即戦力であること、企業にどのように貢献できるかをアピールしましょう。

また、ビジネスツール（WordやExcel、PowerPoint等）、クリエイティブツール（Photoshop、Illustrator等）、CADツール（東レ クレアコンポ、ユカ&アルファ等）、マーケティングツール（GoogleAnalytics等）など、実務で使えるツールは、実務レベルとともにできるだけすべて記載しておくと良いでしょう。